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"with U" DOUBLE CLUB TOUR 2001 "with U" -東京/青山CAY 8.2- 「スカイシューズって知ってる?、ほら、タカちゃんがビデオの最後で見せてたやつ」後ろに並んでたカップルの男性がDOUBLEについて彼女に一生懸命説明していた。クリスマスのあの復活ライブより早いものでもう8ヶ月。ファーストアルバムDOUBLEをリリースしてから初のクラブツアーのゴールでもあるこの日を、心待ちにしていたファンでスパイラルビルの前には長蛇の列が出来ている。聞くところによると今日は700人のオールスタンディング。かなりの混雑を予想してかチケットの番号で50番づつ入場が許された。ちなみに自分の番号は238番。しかしそんなには待つことは無かった。 ここ昼間はタイ料理のレストランであるCAYは、完璧なライブホールへと変貌していた。階段を降りた入り口にグッズ売り場、会場後方にはカウンターBARがあり中央から前は一段低くなっている。更に天井は音響を考慮してるのかアーチ状になっており、最初からライブホールとして機能するように設計されているようだ。思ったよりも結構広い。これなら700人入っても余裕だろう。 23時30分頃、予定通りにステージが始まる。最初にRYUが登場して来た。今日のステージを盛り上げる為、ソウルトレインの本番前に駆けつけたのだろう。「今日は皆に3つのお願いしたいことがある。一つは、写真を撮らないこと。二つめは、思いっきり楽しむこと。それから、3つめは皆ちゃんとちゃんと反応することね……」しかし、会場の反応を見る限りそのような心配は無用なこだろう。 1曲目「U」 RYUが退場後、Uのイントロが流れTAKAKOさんが登場。細いウエストにシルバーの衣装が映えている。各地のツアーを終えた後だけあって身のこなし一つ一つにも、その完成度の高さを感じた。歌詞の♪DOUBLE THE D・O・U・B・L・E HAS JUST COME BACK♪は、あたかもDOUBLEここにありと宣言しているようだ。 「WHAT'S UP!」「東京はホームタウン。こうしてまた皆に会えて嬉しいです」曲の間にMCを挟みながらのステージ。 2曲目「STAY WITH ME」 伸びのある歌声。明らかにクオリティーも上がっているのが感じられる。その表情には余裕もあり、ステージを楽しんでるようだった。 「熱い熱い。皆も熱いでしょう…」「…この辺でHな曲やろうと思う」曲が終わるとそう言いながらTAKAKOさんがステージ横にあるDJブースの隣に行き、会場に背を向けながらシルバーの上着を脱ぎ始めた。皆の視線がTAKAKOさんの背中に集中する。セクシー。なんて言うか、着替えを盗み見てるような感じとでもいうか。ジャケットの下はフリンジのトップ。そして更にその下はシルバーのビキニスタイルのトップ。そして、次の曲へ。 3曲目「Ah HAh」 ここでCRiBが登場してきた。TAKAKOさんと揃いの色でシルバーのトップ。TAKAKOさんのウエストも魅力的だが、CRiBのnatu&taeの2人も、特にnatuさんの腹筋に目が行った。3人でピッタリ息の合った踊りのまま前進し、会場のスタッフから同時に白いステッキを受け取る。そしてステッキを使い体をくねりながら踊る様は、SHOWステージのようだ。 「DJタイム!」Ah HAhが終わるとそう叫びながらTAKAKOさんは退場。暫くDJのプレイが続き、後にCRiBのパフォーマンスが繰り広げられた。さすがにCRiB。カッコ良い。その後再びTAKAKOさんが登場し、CRiBとDJの紹介をした。 「皆盛り上がってる?」「皆疲れてる場合じゃないよ。ショーはまだまだ続くからね!」そして次の曲へ。 4曲目「BED」 思いがけない曲に会場から大声援。ビデオでしか見た事が無かったTAKAKOさんの情感たっぷりな歌とその表情がたまらなかった。歌いながら身につけているシルバーのチョーカーとブレスレットが光っている。当然と言うべきか歌詞の♪からだ〜でお〜しえて〜♪からは自然に会場が一体となり大合唱となった。これには、本当に今日集まってる皆は心底DOUBLEファンなのだというのを実感した。 5曲目「MAKE ME HAPPY」 思いがけない曲の連発。「皆も一緒に踊って〜!」TAKAKOさんが叫ぶ。CRiBも登場し、その盛り上がりはもう留まることが無い感じだ。 6曲目「SHAKE」 曲が流れると会場が更に沸いた。イントロに続いて弾けるようなTAKAKOさんのラップ。まさかこの曲が聴けるなんて。しかし、この曲だけは一人で歌うのは…と一瞬心配したが、そんなことは無用だった。「どう?皆も一緒に歌ってくれる?」言われるまでも無くD・O・U・B・L・Eは大合唱。♪D・O・U・B・L・E♪×3「最後にもういっか〜い!後ろも聞かせて〜!」♪D・O・U・B・L・E♪×3。大声援。 SHAKEが終了し、CRiBは退場。「皆は今日のスペシャルゲスト知ってるよね〜」ここでTAKAKOさんは退場し告知でもあったFOHに次のステージに引き継がれた。 7曲目「BE ALL RIGHT」 白の衣装の3人が登場。「調子はどうだい、赤坂!皆手を挙げて〜っ!」今ではDOUBLE同様、日本のR&Bアーティストの中では一目置かれる存在のFOH。この曲は、FOHのステージでは普段後半に歌われることが多いのだが、最初に持ってくることにより会場の盛り上がりを更に引っ張った。「今日はツアーのファイナル!楽しんでますかー!」「今日はファイナルなんで、俺たちも気合入ってるんで皆もガンガンに楽しんで下さい」 8曲目「さよならが言えなくて」 今までのFOHの曲とは一味違う、出たばかりの新曲である。じっくりと聴かせてくれた。 9曲目「HUNDLE」 ここでFOHの後ろにTAKAKOさんとCRiBが登場。TAKAKOさんは黒にシルバーのスパンコールをあしらった柄のシックなチャイナドレス。CRiBもお揃いの朱色のチャイナ。FOHと絡みながらのHUNDLEはもう最高だ。途中歌詞の♪もう離さない♪のところではヒロがTAKAKOさんの前にひざまずく。歌の部分が終わると「FOHにみんな大きな拍手」そして更に盛り上がる。「皆踊って〜!COME ON!」もう皆手が挙がりっぱなし、踊りっぱなし。曲が終わるとFOHは退場した。一息つくと会場からの「タカちゃ〜ん!」の声。それに答え、可愛らしく「はーい♪」 10曲目「エンジェル」 会場の照明が落とされ、真上から小さなライトで照らされたチャイナドレスのTAKAKOさん。バックは淡いブルー。歌い始めると更に正面からもブルーのライトがさす。照明によるビジュアル的な演出の中、TAKAKOさんはエンジェルを歌い続けた。ここで歌をじっくり聴き直してみたのだが、改めてそのクオリティーの高さに驚いた。もう何て言って良いのか分からない。聴けば聴くほどTAKAKOさんの歌う喜び以上の感動が伝わって来る。気がついたら、ぽかんと口を開けたまま聴き入り、ただただ感動している自分がそこにいた。終わりの方でミラーボールがまわリだした。 曲が終わると大声援の中、手を振りながら退場。「どうもありがとう!どうもありがとう!」 時間は25時30分頃。ここでひとまずステージは終了した。しかし、締めも無くこのまま終わるようには思えない。 そのまま10分程経ったろうか、白いジャケットを着たTAKAKOさんが再び登場してきた。「今日はファイナルということで、特別にゲストを迎えてるんです」告知にはFOHしかアナウンスされてなかったが、やはりファイナルだけはある。でも、誰なんだろうか。そして… 11曲目「BED(DOUBLES)featuring Mummy-D 」 曲のイントロに誰もが驚いたと思う。Mummy-DとKOHEIが登場してきた。実際のステージでやるのは今年の春新潟のステージでの飛び込み参加に続いて3度目だという。MCでは新潟での飛び込みライブのことなどが話された。「…ノーギャラでやってくれましたよ。飲み物もって来てくれたのにタダでやってくれましたよ」新潟での彼らのステージにTAKAKOさんが地元の銘酒を持って駆けつけたそうだ。しかし、それをその場で皆でまわし飲みしたことなど、その時のエピソードなどで会場が笑いで溢れた。 12曲目「Shake(ANOTHER SQUALL MIX) feat. ZEEBRA」 「今回はもうひと方ゲストをお迎えしています。ちょう豪華、セクシーでクールな…」まさかのイントロ。ZEEBRAの登場に会場が沸いた。DJブースにはDJ KEN-BO。 13曲目「プラチナムデート」 そしてお馴染みプラチナムデート。お互いに見つめながら歌う姿が印象的だった。 曲が終わると「とりあえず何箇所まわったの?」「えっと、18箇所」などと話してる後ろにFOHを初めに皆が登場してきた。ステージに大きな花束2つと左右にTAKAKOさんのポスターパネルが掲げられる。シャンパンも持ち込まれ、ツアーファイナルパーティーが始まった。どうやらTAKAKOさんは知らなかったようで、驚きながらも嬉しそうだ。TAKAKOさんに花束とグラスが手渡される。ZEEBRAがTAKAKOさんにシャンパンをお酌し一口だけ飲む。「みんな、今日このシャンパン飲もうぜ!」 その後、裏方でステージを支えるスタッフも呼び込まれた。「サカイさん!どうぞ!」照れながら登場し、シャンパンをお酌される。「裏方やってるサカイと申します。ってなんで俺がこんな所に…」そう言いながら照れてすぐ引っ込んで行った。 その後暫くDOUBLEがこのまま無くなってしまうんでは無いかとZEEBRAを初め、皆で心配していたことや、そんな自分達に何かDOUBLEに出来る事は無いか考えてた事などが話された。「素晴らしいファンに恵まれてます!あなたは!」ZEBBRAの言葉に会場から熱い拍手が沸く。その後シャンパンの一気飲みを求められるが「一気は親に止められてるので…」とまた一口だけ飲み、観客の一人にグラスを手渡しTAKAKOさんのかわりにグラスを飲み干す。「ありがとう!」 1時10分頃。その後ステージはDJ KEN-BOに引き継がれた。「あとはDJ KEN-BO!ここからのパーティーは終わらないぜ!」とZEEBRA。そしてTAKAKOさんの最後の言葉。「みんなのことは忘れない。今日は本当に良かった。みんなが凄く良かった。どうもありがとう!」 TAKAKOさん、お礼を言いたいのは俺達ファンの方ですよ。 会場後方に行くと聞き覚えのある声がした。しきりに「乾杯!」で盛り上がっている。シャンパンのボトルを持っていたのは、DOUBLEと縁の深い今井了介氏だった。みんなにコップをまわし、何度も、何度も乾杯をしていた。今井さん、お元気そうで何よりです。次を楽しみにしております。 その後近くのレストランで仲間達と朝まで電車待ちすることにした。時間は2時半を過ぎた頃だろうか。突然、仲間が後ろのテーブルに居た客に思い切って声をかけた。「RYUさん!」えっ、まさか。振り返ったのはまさしく本人だった。「本当はさあ、今タカちゃんも一緒にメシ食いに行こうぜって言ってたんだけど…」TAKAKOさんが一緒でなかったのは残念。でも、RYUさんと少しだけ話しをさせてもらった上、帰りにはわざわざテーブルに来て一人一人と握手をしてくれた。ソウルトレインで聴くRYUさんと全く変わらない、気さくでHOTなRYUさんに皆感激した。 今回の東京でのファイナルステージ。待ち時間が少し長かったが、客のノリも最高でゲストも豪華だった。そして何よりもアルバムCRYSTALの頃の曲も一人で歌いこなしたあのTAKAKOさんの姿には、DOUBLEはDOUBLEであるのは勿論、それ以上にDOUBLEは常にシーンの先を走り続けているのだということを力強く実感した、そんなステージであった。 |